2015/09/13

Seasonal Table Episode 7 開催報告


ホテルメトロポリタン盛岡 ニューウイング2

モン・フレーブでは823日(日)に

Seasonal Table Episode 7が行われました。

当ホテルの狩野美紀雄シェフと

シニア野菜ソムリエの大平恭子さんとの

コラボレーションイベントです。
 

これまでのイベントの様子は

こちらからご覧ください。

Episode 1Episode 3


Episode 4、Episode 5

 

さて、2015年度2回目の今回は

8月 野菜で夏のリカバリー&美的チャージ」

というテーマで行われました。
 

今回は、産地訪問でもお逢いした、岩手の農業女子界を牽引するお二人、盛岡市玉山区の山藤農園 山本早苗さんと、雫石町の有限会社ファーム菅久 菅原紋子さんをゲスト生産者としてお招きしてお送りいたしました。もともとお米農家でもある「チーム米米~マイマイ~」のお二人です。

 

始めは、大平さんのセミナーからスタート。夏の野菜がもたらすと言われる美容効果や、この時期に取り入れてほしい野菜など、分かり易いお話に、お客様も〝お勉強モード″。特に、セミナー内の「お肌の潤い」等の美容に関するメッセージは、皆様何度もうなずきながら、聞き入っている様子でした。


学んですぐに、お話しにも出た食材がメニューに登場するというのが、このイベントの醍醐味でもあります。

そして、毎回1日限りのテーマに合わせたメニューを考案する、狩野シェフが登場。
 
本日のメニューの紹介です。今回のメニューには、野菜が合計25種類も使用されました。大平さんの野菜に関する情報と、狩野シェフのインスピレーションが掛け合わされた、まさにSeasonal Table ならではのメニューです。

お腹がすいてきた所で、お料理が運ばれて参ります。

 





一品目は、生野菜のバーニャカウダです。

黄ズッキーニや、人参、オクラなど夏に美味しい野菜の中に、山藤農園で栽培しているハート型と星型のきゅうりが、プレートを華やかに彩ります。

このきゅうりは、学校給食などでもとても人気が高く、子供たちにも大人気だそうです。

そしてこの土のようなものは、どんぐりの粉を入れて焼いたパンのパン粉です。本物の土にそっくりの〝どんぐりパン粉″に、お客様からも、「すごい!!面白い!」と好反応をいただき、狩野シェフとお客様との対話も弾みます。
 

 

次の料理は、こちら



ガーデンプレート

有限会社ファーム菅久で栽培された、シンディースイートという品種のミニトマトや、3色ピーマン、白インゲン、茄子など、たっぷりのお野菜に、漢方牛と平泉の金の和からしも盛り付けております。真っ赤なソースは、ビーツを使用したソースです。真ん中の紫の花は、食べられる、うるいの花です。

 

そして次に登場したのはこちら







エゾイシカゲ貝とおかひじきのベニエ

ナージュソース 大葉の香り

 

お肉料理として登場したのはこちら



もりおか林檎ポークのどんぐりクルート焼き

雁喰い豆のガレット、古代米リゾット
 

ブラックと紫を基調とした色彩は、お客様から、

「珍しい色使いですね!秋の訪れを感じました。」というお声をいただきました。

雁喰い豆って何だろう?と思ったお客様は、ぜひこちらをご覧ください。http://yamafujinouen.com/kuroheimame/

 

デザートは、こちら



カラフルミニトマトのゼリー寄せ
ヨーグルトのアイス、バジルのソルベ

 トマトのゼリー寄せは、トマトが持つ甘みが効いていて、デザートとしても抜群の存在感を示す食材です。バジルのソルベで、すっきりと爽やかな口当たり。

 

デザートと共に、アンフュージョン

 


ミント、マロウ、レモンマートルを使用したハーブティーです。

 

お料理の合間には、農業女子界の「チーム米米~マイマイ~」のお二人と大平さんの3人で、トークセッションをする場面もあり、女性のパワーを感じられる会でした。
 
 
 
 

改めて、今回のゲスト生産者は

盛岡市玉山区の山藤農園 山本早苗さん

http://yamafujinouen.com/

雫石町の有限会社ファーム菅久 菅原紋子さん

http://www.sugakyu.co.jp/

のお二人でした。

ぜひ、興味もある方は、お二人が育てているお野菜やお米など、ご覧になってみてください。

 

私達Seasonal Table チームも、岩手の農業女子会をこれからも、応援していきたいと思います。

長くなってしまいましたがここで、次回開催のご案内です。

次回Seasonal Table Episode 8 

20151128日(土)の開催です。

Episode 8のテーマは

「岩手のクラフト×スローフードをフレンチで」

ということでお送りする予定です。

今や世界からも注目を集めている

岩手を代表する伝統工芸品、二戸市の浄法寺塗も登場する予定でございます。


料金:お一人様7,000
※お飲物は別料金となります。

(お料理に合わせたお飲物のペアリングを3,000円でご用意いたします。)   

時間:18002030(予定)

※受付開始1730

 
予約の受付けを開始しておりますので、ぜひモン・フレーブまでお問い合わせください。

最後までお読みいただきありがとうございます。

また皆様にお会いできるのを楽しみにしております。

2015/05/26

Seasonal Table Episode 6 開催報告


ホテルメトロポリタン盛岡 ニューウイング2

モン・フレーブでは524日(日)に

Seasonal Table Episode 6が行われました。

当ホテルの狩野美紀雄シェフと

シニア野菜ソムリエの大平恭子さんとの

コラボレーションイベントです。
これまでのイベントの様子は

こちらからご覧ください。

Episode 1Episode 3

 
Episode 4
 
 

Episode 5については、2014124日に初のディナー開催として行われました。

「三陸ブイヤベースと高橋葡萄園のワインで奏でる

 冬のほろ酔い時間」というテーマで

お送りいたしました。

大平さんからは「寒さを味方につける野菜の力」
についてのセミナー。そして花巻市大迫町の「高橋葡萄園」高橋喜和氏にもご参加いただき、この日の為にモン・フレーブのソムリエと共にセレクトしたワインについてのお話しをお伺いしました。

 

さて、2015年度初開催の今回は

5月 新緑の息吹、野菜の力を愉しむ」

というテーマで行われました。

今回のメイン食材は企業組合 八幡平地熱活用プロジェクト ジオファーム八幡平にて栽培されている匂いもなく軽いオーガニック培養土として注目を集めている馬糞堆肥と八幡平の旭乃湯の温泉熱を使用して栽培された八幡平マッシュルームです。

 
 
今年の2月から販売が開始された八幡平マッシュルーム。ホワイトマッシュルームとブラウンのマッシュルームがお客様の目の前に登場しました。 

しいたけのように大きく育ったマッシュルームが、この後のお料理でどのように変身するのかが楽しみです。

 

ジオファーム八幡平の、西上 一史さんにもご参加いただき、大平さんとの掛け合いや、お客様からの質問コーナーなども交えて、八幡平の馬とマッシュルームとの関わりや地熱を活用した栽培環境、農産物としての特性や魅力についての知識を深めることができる、そんなひとときでした。
 


大平さんからは、マッシュルームということで、きのこ類を摂取する事の重要性についてのお話しもいただきました。腸内環境が整うことで、内側からの健康や美に繋がっていくのだそうです。また、春の野菜の苦味はデトックスに役に立ち、山菜やアスパラガスといった旬のものを取り入れるのは、とても理に適っているとのことでした。

 
お話しを聞いて、お腹がすいてきたところで、お料理の登場です。
 

この日のメニューは、 こしあぶらや こごみ など山菜を盛り合わせたアミューズブーシェからスタート。



プレートの脇には、小さなすずらんが添えられていました。すずらんの花言葉は「幸福が帰る」「純粋」だそうです。狩野シェフはシャイなので花言葉については大平さんからのアシストのレクチャーが入り、会場が温かな空気に包まれました。
 

※すずらんは有毒植物の為、ご観賞用です。

そして次に登場したのはこちら


ジオファーム八幡平マッシュルーム
フォアグラを詰めて ドーム仕立て
 

直径5センチ~6センチほどのマッシュルームの中に、鶏肉のミンチとフォアグラが入って、カットするとマッシュルームの香りが食欲をそそります。生でも食べられるマッシュルームということで、手前には生のマッシュルームも盛り付けられていました。
 

今回のイベントでお客様にご協力いただいたアンケートの中で、一番印象に残ったことは何ですか?という質問には、「マッシュルームの香りと歯ごたえの良さに感動した」というコメントを一番多くいただきました。

 
 

こちらは、小海老とグリーンアスパラガスの冷製スープ(本当は温かいスープを予定しておりましたが、当日の天候と気温の高さから、狩野シェフと大平さんとの打ち合わせで急遽冷たいスープへと変更されました。)

 

お肉料理として登場したのはこちら



杜仲茶ポーク

ジオファーム八幡平マッシュルームのデュクセルを
モッツァレラチーズと共に挟み焼き

 

こちらはマッシュルームと同じく八幡平で飼育されている杜仲茶ポークという柔らかいお肉の中にトマトとチーズとマッシュルームがサンドされています。

 

最後にはデザートの

マジョラム風味のクレマ・カタラーナが

フルーツと共に登場。



 

デザートと共にミントと大葉、レモンで作ったアンフュージョンで爽やかに終了しました。

 

今回のイベントも、大平さんの分かり易いセミナーを中心に、岩手の魅力ある食材を使用したこの日の為に用意したフランス料理を囲みながら、生産者の方とお客様とのトークセッションも行われ、楽しい会となりました。


 

今回も食材を見つけ、生産者と皆様を結び付けて下さった、シニア野菜ソムリエの大平恭子さんの公式HPはこちらからご覧いただけます。

http://www.brandstory.jp

 

また、今回ご協力いただいた企業組合 八幡平地熱活用プロジェクト ジオファーム八幡平のHPはこちらからご覧いただけます。

http://geo-farm.com

 

さて、長くなってしまいましたが、ここで次回開催のご案内です。

 

次回Seasonal Table Episode 7 

2015823日(日)の開催です。

Episode 7のテーマは

「野菜で夏のリカバリー&美的チャージ」

ということでお送りする予定です。

料金 お一人様 5,000

時間 11001330(予定)

 

予約の受付けを開始しておりますので、ぜひモン・フレーブまでお問い合わせください。

 

それでは、最後までお読みいただきありがとうございます。

また皆様にお会いできるのを楽しみにしております。